手前味噌の話 2018.4.8
今日はジャニゴトじゃないよ。
あの震災後、自分でお味噌を作り始めました。色々調べていくうちにお味噌のパワーが凄いって気付かされて1度作ったら嵌まっちゃって毎年仕込んでいたのだけれど、去年はオタ活に追われて、先日の日曜日ようやく味噌造り出来ました。
場所や材料はお友達が調達してくれてお友達のサロンで作業。
大豆はトヨマサリ新豆2キロ。生糀は美幌の老舗から2.5キロ。お塩はシママース1キロ。容器はタッパウェアのサイズ11000ml。オレンジ色が綺麗です。
これで出来上がりはおよそ10キロ。
先ずはお豆が金曜日に届いて、もっと早く欲しかったんだけれど、それには訳が。大豆と糀は同じお店で揃えて頂いたのだけれど、糀は早くから届けると生き物なので可哀想という事でギリギリの発送になったそうです。
そうか、愛情ありきだな。
大豆はまる1日は吸水させてあげたいので金曜日夕方に洗ってたっぷりのお水に浸す。洗った時に気がついたけど本当に綺麗な豆、さっと濯ぐ位で大丈夫な感じ。
さぁ、たっぷり吸ってちょうだい。
糀はほっほっと発熱してるから休ませる為に涼しい玄関へ。日曜日まで待っててね。
土曜日仕事を終えて、お鍋の蓋を開けて覗くとふっくらぴちぴちに膨らんだお豆。
私はお水は新たに替えない派。そのままコンロへかけて沸騰を待つ。その間に夕飯を済ませる。なんせ大鍋なので沸騰までに時間も掛かる。
よし、沸騰したー。蓋を開けると、ほらほら、泡がモコモコです。ここからはお玉で泡やアクを小まめにとっていく。
今回の大豆はお行儀が良くて泡も最初に取った位で殆ど出ない。親指と小指で挟んで潰して煮上がり具合を確かめる。お、いいかな。思いの外早かったなー。
嵐にしやがれ見られるじゃん。
日曜日10時集合。味噌造りは私を含め5人。丁度良い人数だわー。キッチンからは味噌汁の香り。ちょっと遅れて到着したけれど丁度塩切りする所だった。私も早速塩切り。今まではたらいや鍋で塩切りしたり、味噌玉作ったりしていたけれど、今回は友達の方法70リットルの漬物用のビニール袋でさくさく作業。
塩切りはまず糀をホロホロにくずして塩と馴染ませる作業。
ここで参加している別のお友達が持ってきてくれたアサズミが登場?アサズミ?
え?朝摘?なの?と言ってみた。
ちがーう!麻炭!
保存容器には真っ黒な粉が。
それを麹に混ぜてあげると発酵がめちゃめちゃ凄いらしい。他にもご利益ありそうだ。
早速パラパラパラパラ・・・・
混ぜ混ぜしたらこんな色、砂っぽい?
次はミンサーの出番。
なんとお友達は電動ミンサーを所有。
手回しミンサーも味わい深いけれど、やはり電動は楽チンだー。
5人の内訳は始めての味噌造りが二人。後の3人はほぼほぼ私と同じくらいの経験年数。
なので最初に初心者二人分のミンチを済ませる作戦、あっという間にミンチ終了。
私は大豆を受け皿に投入する係。同じ豆なのに既に煮上がり具合からしてみんな違う。
軟らかめだったり形もしっかり残って色も薄かったり。ミンチしてる間にも色んな情報交換。
やはり泡が少なかった事、豆が綺麗だった事、煮上がりが早かった事は共通して感じていた事だった。盛り上がったのは溜まり醤油のこと。味噌が出来上がる頃に黒い液体も上がってきてて美味しい醤油になるとか。重石の塩も染みて茶色になったからお握りのお塩に使ってるよとか。
新豆なのであっさりしてるよねとお友達。
さあここからは力仕事です。でもここで手を抜くわけにはいかない。よーくよーく大豆と麹とお塩と今回は麻炭も混ぜてあげなくては♪捏ねて捏ねて飲まれて捏ねて♪ん?飲んでないよ・・
捏ねるのに自己満足したら、次は味噌玉!
ここら辺から結構無言で黙々と作業してたなー。最初に樽に納めた人からお昼ご飯の準備にまわる。
私はまだまだだなー。容器を焼酎で消毒して詰めていきます。
ちょっと堅めだったのか、味噌玉が容器に打ち付けても跳ね返る笑。
手で押さえて丸く入れていく。
全部入れたー。
あとは塩をさらっと振ってラップして重石の塩を乗せる。10時半から初めて2時にはお昼ご飯食べてました。
さぁお昼ご飯
おかずが増えてる
お友達のお味噌とクリームチーズを混ぜてオニギリにトッピングしたら絶品でしたよ。
手前味噌は素晴らしい。
どんどんレシピが増えていくよ。
私も自分でお味噌仕込むまではお味噌汁すらもろくに飲まない人でした。
今はTHERMOSのスープジャーに具沢山のお味噌汁持参してお弁当食べてます。
なるべく毎日お味噌を摂取する事が大事らしい。
やってみなくちゃわからない味噌造りの楽しさを分かち合いませんか?